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2019/01号

園遊会のシーンやCMに取り込みたい姫路市立美術館の前庭

(姫路市本町)




 緑豊かな広い敷地の中に、白亜の姫路城をバックに悠然と佇む姫路市立美術館。赤レンガ造りの二階建てで、等間隔に建つ柱、連続して続くアーチのある窓、その周囲にはめ込まれた御影石、棟の先端に置かれた屋根飾りなどが目を引くクラシカルな外観に加え、幾何学式庭園の前庭の芝生には裸婦像などの美しい彫刻が点在。その傍らではアキニレやケヤキなどの大木が柔らかな影を落とすなど、市内でも指折りの上質の景観を誇っており、ヨーロッパの貴族の館に紛れ込んだような錯覚さえ覚える。

 建物は明治38年(1905)に、まず姫路陸軍兵器支廠の西倉庫として現在の東西棟が建てられ、続いて大正5年(1916)に陸軍省技手の設計によって現在の南北棟である被服倉庫が増築されたもので、2つの棟がL字型に結ばれている。

 戦後の昭和22年(1947)から姫路市庁舎となり、同55年(1980)まで活躍したが、同年、市庁舎は駅南の安田4丁目に移転。それに伴い旧市庁舎が市立美術館として生まれ変わったものである。

 昭和37年(1962)に南北棟の中央に、一段高い屋根を乗せたエントランスホールのある玄関部分を増設する大改造が行われたほか、昨年8月から数か月にわたって館内改修工事が行われるなど、内部は何度か改装されているが、建物の外観や基本的構造などは陸軍の倉庫時代とあまり変わっていない。

 平成15年(2003)には国登録有形文化財に登録されており、まさに姫路市を代表する近代化遺産だと言える。特に東西棟の裏手あたりは旧陸軍の倉庫時代のイメージを残しており、そのあたりを軍服姿の凛々しい尉官が歩いていてもおかしくない。

 また、青々とした芝生が広がる前庭は、屋外パーティや園遊会などの舞台としても映える優雅さと気品を保っており、高級軍人や政財界の大物、外国の大使や外交官、華やかに着飾った令嬢や芸奴らが集まった鹿鳴館時代の園遊会のシーンなどにうってつけのように思える。

 さらに言えばドラマに限らず、たとえばエレガントなファッションに身を包んだ女性が登場する装飾品のCMや、お気に入りのチョコレートを手に美しい彫刻と語り合う少女がメインのCMのロケ地などとしても充分通用するだろう。

姫路へ行こう!今月の話題はこれ

西日本で初となる鍋グランプリと姫路城冬の特別公開情報〜冬のイベント情報〜


ニッポン全国鍋グランプリ


姫路城冬の特別公開小天守群

〜ニッポン全国鍋グランプリ2019〜
2005年から始まった鍋料理グランプリが2019年1月26日(土)〜27日(日)の二日間において初めて西日本で開催されます。世界遺産姫路城をバックに各地域自慢の熱々の美味しい鍋を食べて温まりませんか?

【開催日時】
 平成31年1月26日(土)10時〜16時
 平成31年1月27日(日)10時〜15時
 ※両日共に売り切れ次第終了
【開催場所】
 姫路城大手前公園
(ご来場には公共交通機関をご利用ください。)
【内  容】
 西日本で初開催となるニッポン鍋グランプリ2019in姫路が大手前公園にて開催されます。全国の鍋自慢62チームが集結し自慢の鍋を振舞われます。また、来場者の投票により、その年の「ご当地鍋日本一」を選出する鍋料理コンテストも行われます。
【お問い合せ先】
 ニッポン全国鍋グランプリ2019実行委員会
 (姫路商工会)TEL:079-336-1368

〜姫路城世界遺産登録25周年 冬の特別公開 小天守群〜
 姫路城の世界遺産登録25周年を記念し、2019年2月1日(金)〜28日(木)の期間に姫路城小天守群が特別公開されます。

【開催日時】
 平成31年2月1日(金)〜28日(木)
 9時〜16時30分(閉門16時、閉場17時)
【開催場所】
 姫路城東小天守、乾小天守、イ、ロ、ハ渡櫓
【入 場 料】
 大人(18才〜)1,000円
 小人(小学生〜中学生)300円
 ※特別公開エリアへ入城される場合は上記の費用に別途300円追加料金が必要です。
【内  容】
 姫路城世界遺産登録25周年を記念して、姫路城東小天守、乾小天守、イ、ロ、ハ渡櫓などの小天守群を特別に公開します。なお、東小天守については初公開となります。
【お問い合せ】
 姫路城管理事務所
 TEL:079-285-1146

冬の特別公開小天守.pdf

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