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龍門寺

開山は盤珪永琢国師(1622~93)。国師は17歳で出家。厳しい修行を重ね、インド、中国にも見られない新しい禅思想「不生禅」を説いた江戸時代初期の禅僧です。示寂されるまで江戸、四国、九州の各地を巡錫されましたが、廃寺を復興した寺47ヶ寺、開山した寺150ヶ寺、出家の弟子四百余名、在家の弟子五万余名に及んでいます。寛文11年(1671)妙心寺住持となり、のち「禅師」と「国師」の称号が贈られ、東の白隠、西の盤珪とも称され、人びとから「盤珪さん」と呼び慕われました。

龍門寺は盤珪国師の根本道場として寛文元年(1661)に創建された播磨屈指の禅宗寺院です。主要伽藍(がらん)は江戸初期から中期の建造物で、創建当時のようすを今に伝えています。大茶碗の「献茶会」は知られていますが、とりわけ諸外国の人たちも参加する坐禅会や河野老大師の説法は禅の道を解き明かし、心を和ませるなど、多彩な行事も行われています。当寺には、県指定文化財の木造千手観音立像等の仏像や狩野派の襖絵43面、盤珪国師関係資料103点が収められています。

基本情報Basic Information

住所 〒671-1242 兵庫県姫路市網干区浜田812
TEL 079-272-1276
FAX 079-272-1383
アクセス
  • 電車
  • 山陽電鉄「網干駅」より徒歩約10分/JR「網干駅」より約4キロ タクシーで約13分
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