姫路の地酒 / GIはりま
約1300年前、奈良時代に編纂された「播磨国風土記」の一節に、日本酒の製造方法は播磨にその起源を見ることができる旨の記載があることから、姫路市を含む播磨地域は「日本酒のふるさと」と言われています。また、播州平野で収穫される山田錦は全国生産量の8割を占め、おいしい水と酒米に恵まれ、良いお酒が造られる環境が揃っています。市内には8つの酒蔵があり、個性溢れる日本酒が製造されています。
INDEX
- 1.
田中酒造場
【主要銘柄】白鷺の城、名刀正宗
高度な精米技術で挑み続ける酒蔵。500㎏もある石の重みで新酒を絞る、昔ながらの「石掛け式天秤搾り」は地元では年末の風物詩として知られています。「温故創新」を掲げ伝統の酒造りを次世代へ伝えるとともに、新しい技術への挑戦を続けています。主要銘柄である「白鷺の城」はこの四半世紀、全国新酒鑑評会で金賞受賞通算17回の常連。
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- 2.
本田商店
【主要銘柄】龍力、米のささやき
山田錦を極めるパイオニアとして、大吟醸酒の新しい飲み方等を提案しています。播州地方を代表する銘酒「龍力」。純米大吟醸「秋津」は日本酒のロマネコンティと評されます。また、近年では龍力テロワールにも力を注ぎ最高品質の山田錦の育成に励んでいます。
蔵見学は要予約 (2~3月上旬) / 直売所あり
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- 3.
灘菊酒造
【主要銘柄】灘菊
県下初の女性杜氏が中心となって仕込む、小仕込みの幅広いラインナップでの酒造りが特徴。季節ならではのお好みの一本を選ぶことができます。3000坪の敷地に創業時よりの酒蔵群を残し、酒蔵を利用したレストランで自社の日本酒と季節の自家製料理を提供。酒蔵見学や、ショッピングも楽しめます。
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- 4.
壺坂酒造
【主要銘柄】雪彦山
深みのあるやさしい味は、麹の力を引き出す温度が秘訣。「播州弁の理解できる酒造り」をモットーに、地元の夢前町の風土と素材を生かして造るお酒は日本酒らしいしっかりとした、酸味の少ないやさしい味わいです。
なかでも自信作の「無ろ過原酒」は、毎年楽しみにしているファンが多い逸品。また、ナデシコの花から採取した天然酵母で仕込んだ香り豊かな純米酒や、地元産のユズリキュールを開発するなど若い蔵人らしいアイデアある酒造りを得意としています。
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- 5.
ヤエガキ酒造
【主要銘柄】八重垣、無
海外でも認められる大吟醸。伝統は新しい感性で宴の席へ。播磨国林田藩時代に始まり、350年もの歴史を誇るヤエガキ酒造。
「蓋麹法」という伝統を重んじた真摯な酒造りを行っています。現在はロサンゼルスに工場を作り、製造販売を手掛けています。
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- 6.
名城酒造
【主要銘柄】名城隠し酒、官兵衛
一年を通して酒を仕込むことができる「四季醸造蔵」が特徴。最新式の設備を備えつつ、大吟醸の麹作りなど要の工程は、機械ではなく伝統的な「箱麹作り」を採用し、杜氏の経験と勘で仕仕込まれます。無ろ過生原酒で、一般販売店には流通していない「名城 隠し酒」が人気。
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- 7.
下村酒造店
【主要銘柄】奥播磨
手がけるのは純米酒のみ。芳醇で重みのある贅沢な味わい。「手造りに秀でる技はなし」との家訓に忠実に、こだわりを重ねた酒造りで日本酒ファンを楽しませます。米の旨味を引き出し、ろ過せず仕上げるのは自信の表れ。日本酒の真髄を極めようと励む蔵人の想いが伝わります。
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- 8.
神崎酒造
【主要銘柄】龍王の舞、真名井乃鶴
きれいな水の沸く泉という意味の「真名井」に降り立つ天女をイメージした「真名井乃鶴」は、すっきりとさわやかな味わい。「龍王の舞」は平成に入って作られ、五穀豊穣を祈願する播磨地域のお祭りに奉納する舞にちなんだお酒です。
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- 9.
GIはりま【PR動画】酒米の王様「山田錦」“GIはりま”として世界に発信!!
姫路市を含む22市町の播磨地域では日本一の酒造好適米である山田錦を育くむ恵まれた風土や気候を有しており、日本酒のふるさととしての歴史、長年培われてきた特色ある生産方法が国から評価され、日本酒の地理的表示“GIはりま”に指定されました。厳しい基準をクリアした52銘柄の日本酒“GIはりま”が世に送り出されます。口当たりが柔らかくて優しい丸み、繊細なコクと豊かな香味のふくらみが特徴となっている酒米の王様“山田錦”の日本酒を是非、ご堪能ください。
【GIはりまの紹介HP】