姫路文学館(姫路市)で2月9日から4月7日まで企画展『俳人 五十嵐播水展』が開催されます。
五十嵐播水(1899~2000)は高浜虚子最後の直弟子といわれた姫路市野里出身の俳人。『播水句集』や『埠頭』、『石蕗の花』など多くの句集・著作を発表したほか、姫路市内の書写山や播磨國総社、野里小学校などには句牌も建てられている。同展は生誕120年を記念して、101歳の天寿を全うしたその生き方と作品世界を紹介する展覧会で、著作をはじめ、掛け軸や色紙、日記、句帳などを見ることができる。
また会期中の3月3日には、姫路市出身の哲学者・和辻哲郎を記念して創設された「和辻哲郎文化賞」の授賞式典も開催。記念講演には小説家の京極夏彦が登壇し「物語と小説 怪しさを語る事」をテーマに語られる(要申し込み・下記参照)。
「第31回和辻哲郎文化賞授賞式」
開催日/ 3月3日(日)
時間 /13:30~16:00
場所/ 姫路市市民会館(姫路市総社本町112)
参加費/ 無料※ 申し込み締切 2月15日(金)消印有効
「担当学芸員による解説会」
日時/2月23日(土)午後1時30分~3時
定員/150人(当日先着順)
会場/姫路文学館講堂(北館3階)
2019年02月09日~2019年04月07日