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【姫路市立美術館】隈研吾の『コツゴツ』哲学 過去から未来へ生き残るデザイン―髙田賢三へのオマージュ

  • 開催日:2024年12月7日(土)~2025年2月2日(日)
  • 開催場所: 姫路市立美術館 企画展示室ほか

〚開催日時〛

2024年12月7日(土)~2025年2月2日(日) / 10:00~17:00 (入場は16:30まで)

 

〚開催場所〛

 姫路市立美術館 企画展示室ほか

 

〚休館日〛

 月曜日 (但し、1月13日は開館)、年末年始 (12月28日~1月3日まで)、1月14日

 

〚観覧料〛

 一般:700(500)円 / 大・高校生:400(200)円 / 中小学生:200(100)円

※( )内は20名以上の団体料金

 

〚展示概要〛

「姫路は日本建築の聖地である」と言う隈研吾は、2021年より当地の姫路城、書寫山圓教寺そして姫路市立美術館の三大建築に向き合い、その本質を独自のオノマトペ表現で「姫路城はツンツン、圓教寺はパラパラ、姫路市立美術館はコトコツ」と読み解きました。そして複数のプロジェクトを経た2024年度、空間と時間の概念を併せ持つオノマトペ「コツコツ」とそれを発展させた「コツゴツ」という造語を通じて、隈はその最新の境地を展観しました。

本展では、隈がリノベーションを行ったパリの旧髙田賢三邸を再現した新作の模型や映像とモックアップや髙田の作品・遺愛品で構成されるインスタレーション、建築の模型やモックアップ約30点を展示し、隈と髙田の響き合うデザイン思考を紐解きます。また、書寫山圓教寺で進行中の「はづき茶屋プロジェクト」の成果を模型として披露します。はづき茶屋は、隈が敬愛する武田五一が設計した摩尼殿に対面して建つ休憩所で、参籠者が身を清める湯屋を起源とします。茶屋の名の由来となった開基・性空上人と和泉式部の出会いの伝説のように、武田と隈の時を超えた対話を通じて未来のはづき茶屋のイメージが展開されます。

◆隈研吾と髙田賢三

隈研吾は、髙田賢三がパリに構えた旧邸宅「Takada Kenzo House」を2018年にリノベーションしています。この邸宅は、髙田のデザイン哲学の集大成といえる空間作品であり、隈によるリノベーションを経た現在の姿は、髙田と隈の協働作品と位置付けることができます。歴史の重層性をコツコツというオノマトペで表す隈は、歴史に学びつつ革新的なデザインを世に広めた姫路市出身のデザイナー・髙田賢三の業績を「コツゴツ」という独自のオノマトペで表現します。

 

〚関連イベント〛

◆オールひめじ・アーツ&ライフ・フォーラム2024

詳細につきましてはこちらをご確認ください。

 

◆講演会「『はづき茶屋』を遡る―書寫山圓教寺の歴史と信仰」

[日時] 2024年12月8日(日) / 14:00~15:30

[講師] 柴佳世乃氏 (千葉大学教授)

[場所] 姫路市美術館 講堂

[定員] 80名

[申込] 12月2日(月)までに応募フォームから申込 (応募多数の場合は抽選)

 

◆講演会「『コツゴツ哲学』で今ここから世界を変える―22世紀へのパースペクティブ」

[日時] 2025年1月12日(日) / 14:00~15:30

[講師] 隈研吾氏

[場所] 姫路市立美術館 講堂

[定員] 80名

[申込] 12月25日(水)までに応募フォームから申込 (応募多数の場合は抽選)

 

◆講演会「隈研吾とフランク・ロイド・ライト―建築の生成」

[日時] 2025年1月25日(土) / 14:00~15:30

[講師] 水上優氏 (兵庫県立大学教授)

[場所] 姫路市立美術館 講堂

[定員] 80名

[申込] 1月20日(月)までに応募フォームから申込 (応募多数の場合は抽選)

 

 

 

※詳細につきましては、ページ下部にある【チラシデータ】または【公式サイト】をご確認ください。

 

 

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