昔から播磨は獅子どころといわれ、秋祭りに獅子舞を奉納するところは多く見られ、中でも、大塩天満宮の秋祭りの獅子舞は兵庫県の重要無形民俗文化財にも指定されおり、県内外にも広く知られています。
8氏子8地区から参加する8頭の獅子は、いずれも頭から尾先まで、真っ黒な毛でおおわれた毛獅子が特徴で、これはふつうの神楽獅子と違って、野獅子を表現したもので、頭部が5キロ、かやは15キロもの重さがあります。
鎌倉時代に始まり、室町時代に形が整ったと言われており、真っ黒な毛を振り乱し、まるで生きているかのように舞う力強さは圧巻です。
大塩天満宮の鳥居前から神前までを、数人で組んだ肩馬の上に乗って舞う「道中舞」、神前の舞台での奉納舞を「地舞」といいます。
笛、太鼓、掛け声などにはやし立てられながら、各町ごとに特徴のある豪快な舞を披露してくれます。
獅子舞だけでなく、6台の屋台による荒々しい練りも、播磨の秋祭りならではのもの。
はっぴに締め込み、色違いのはちまきを締めた各地区の練り子たちが、「ヨーイヤサー」の掛け声とともに、力強い練りをみせてくれます。
このページには毎年恒例の秋祭り情報を掲載しています。
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毎年:10月14日~10月15日